筋膜は人体の基礎!お好み焼きで言う生地やで!

どうもゴローです。
みなさんは恋のキューピットをしたことありますか?
おれ得意!わたし得意!って人に限ってただのおせっかいなヤツだったりしますよね・・・でもうまく人と人をつなげてくれる人もいます。恋愛だけじゃなくて企業や組織にも人と人をつなぎ、チームをまとめてくれる人っていますよね。

体にも「つなぐ」役割をするものがあります。
それが筋膜(きんまく)(Fascia)です

今回はこの筋膜についてお話ししましょう。

骨や筋肉は誰でもなんとなくわかりますよね?でも筋膜(きんまく)って言葉は聞いたことあります??筋膜(きんまく)という、ちょっと聞きなれない言葉ですがとても重要なものです。肩こりや腰痛の方で骨格を治療してもよくならないけど、筋膜を治療したらよくなった、なんてこと結構あるのです。

では筋膜ってなんだと思いますか?

筋膜クイズ

次の問いに答えなさい。

いかがでした?つまり、筋膜というのはバラバラの組織を一つにまとめてつなぐ膜という事になります。

筋膜は筋肉の線維をまとめる

筋膜

出典:human anatomy chapter 9

筋肉はもともと糸のような線維が集まってできています。その糸をまとめているのが筋内膜、筋周膜、筋外膜といった膜です。
肉とか食べていて、全っ然噛み切れない白っぽいスジみたいなのありますよね。niku_butabara_block

あれ筋膜です。
何時間も煮込むと筋膜は分解されるので、肉はくずれでホロホロになります。サッと火にかけると筋膜が分解されずプリプリの食感になります。

あとはスジコはまとまっているけど、イクラはバラバラですよね。スジコがイクラみたいにバラバラにならないのは筋膜で一体化されているからなのです。

例えばお好み焼きで言うと
筋膜は小麦粉でつくられた生地の部分です。もし鉄板の上にキャベツとか肉、エビ、イカなどの材料だけだったら、これはもうただの炒め物です。ドロドロの小麦粉があるからキャベツ、肉、エビ、イカが一体化し、一つのお好み焼きとして完成します。

お好み焼く前

人間の体も同様。筋膜は個々の細胞や組織を一体化させる存在です。

筋膜の働き

筋膜はどのような役割があるのでしょうか。実はわからないことがたくさんあるのです。長年、医学界では筋膜の働きについての研究があまり行われていませんでした。解剖学や生理学、病理学という医療関係者が勉強する教科書にも記載されていないのでよほど専門じゃなければ知られていません。しかし近年になって研究が盛んになりいろいろとわかってきたことがあります。

筋膜は全身を包みまくっている

筋膜は1つの筋肉を包むだけではなく、複数の筋肉をまとめて包んだり、内臓を包んだりしています。すると身体の中に複数の梱包物が存在することになります。冷蔵庫の中にジップロックだらけになっていると想像してください。

1つのジップロックの中身が腐ったとしましょう。でもほかのジップロックの中身は大丈夫ですよね?小分けにしといてよかった~(´∀`)ってなりますよね!
体でも同じです。例えばガンが発生した時に筋膜によってブロックされるのでガンの浸潤(広がり)を防ぐことに役立ちます。

筋膜は姿勢を維持する第2の骨格

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筋膜は網目状にはりめぐらされて体を支えています。筋膜にはセンサーがついていているので、姿勢や形が変わるとセンサーが反応します。そしてバランスが崩れないように順応させて体を保持するのです。体を支えているのは骨格ですよね?でも近年、筋膜の役割が大きいことがわかってきました。だから第2の骨格なんて言われているのです。

情報のやり取り、栄養のやり取り

筋膜は神経、血管、リンパ管の通路があります。筋膜は全身をつないでいるので、神経、血管、リンパ管のネットワークを全身に広げていることになります。このしくみによって遠く離れたところでも情報のやり取り、栄養のやり取りができるようになっているのです。

日本という国はインフラが整っている国です。道路があるから手紙や荷物が届く、電線があるから電気が来る、水道管があるから水が出る、排出される、当たり前のことですがとっても重要です。体も神経、血管、リンパ管など基礎のインフラがあり、それは筋膜がはりめぐらされていることで成り立っています。

最後に

このように様々な役目がある筋膜なので、いい状態を保っておきたいところ。

いい状態っていうのは「丁度ええ硬さ」であることです!筋膜はお好み焼きで言えば生地ですから硬すぎるとダメ、やわらかすぎてもダメ。難しいですね~

でも現代人は主に硬くなることが多い。現代人の生活習慣は座りっぱなしか、立ちっぱなしか、一定の動きというパターンが多いです。全身を大きく動かすってことがあまりないので、筋膜は硬くなりやすいのです。硬くならないよう適度な運動で体をほぐしておくことをおすすめします。

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ABOUTこの記事をかいた人

小松 ごろう

ココから整体代表 / 柔道整復師 / メディカルトレーナー  フランスのカリキュラムを修了し、骨盤が関係する痛み、泌尿器、婦人科の問題に特化した施術をスタートさせた。(Nicette Sergueef;小児オステオパシーコース修了、Dr. Jérôme BAPTESTE(仏);泌尿・生殖(膀 胱、子宮、卵巣、卵管、前立腺)コース修了) また妊娠中の痛み、逆子、産後の腰痛、恥骨痛、尿漏れなど産科的な問題も研究し、長野県立こども病院では骨盤と泌尿生殖の専門家として『出産後ケア』の講習会などを行った。