その尿もれ、恥骨のせいかも。

尿もれの相談って意外と多いんです。というのも解剖学上、女性はトイレの悩みを起こしやすい構造だから。

比較的新しい統計によると

女性の3人に1人は尿もれになり、そして
11人に1人は骨盤臓器脱になる
と言われています。※骨盤臓器脱とは内臓が膣外に出る状態です。

このようになる人にはあるサインというか前兆が見られます。

この前兆があると、やがて尿もれになり最終的に骨盤内臓器脱になる可能性があります…

その前兆というのが…

恥骨のズレ

もっと言えば、ズレたまま固まって動かなくなっているような恥骨です。

なんで恥骨のズレはよくないの?

恥骨は動きは、ほんのちょっとです。

ちょっとすぎてあまり重要に思われていませんが、これがまた絶妙な仕事をしているんです。というのも泌尿器にとってとても重要なんですね。

なぜかと言うと、恥骨には
おしっこを止めてくれる筋肉
内臓を持ち上げてささえる筋肉

が付着しているからです。

この筋肉は骨盤底筋と言って、ハンモックみたいになってます。

骨盤のハンモック筋肉は内臓を支えています。

あなたは、ハンモックに乗った事はありますか?木と木の間にネットをはって気持ちよく寝るアレです。

あなたの内臓も筋肉で作られたハンモックによって支えられています。そして筋肉の収縮に合わせて内臓は上がったり下がったりする事ができます。

その筋肉のハンモックが付着している場所が恥骨です。

骨盤底筋は恥骨と尾骨にかかっているハンモックのような筋肉です。

ですから恥骨がズレたままで正常に働いてくれないと、筋肉のハンモックは収縮を起こす事ができません。

筋肉のハンモックで、
おしっこを止めなければいけないのに
内臓を受け止めなきゃいけないのに

恥骨のズレから年々それができなくなってしまうのです。

どうすれば恥骨のズレを解消できるの?

恥骨がズレたまま固まっちゃうのを防ぐには、股関節をよく動かしておくことが大切です。

なるべく歩くようにしたり、日ごろから股関節のストレッチをしておくようにしましょう。また、立ち仕事の人は片脚重心にも注意して下さい。

また恥骨を整えるのにおすすめなエクササイズを2つ御紹介します。

尿もれや骨盤内臓器脱になってしまうと、日常生活も困るし、なかなか相談できないこともつらいんです。
悪化して病院に行って「手術しましょう」って言われるかも…なんて不安になることもあります。

僕の患者さんの中には、

「尿もれは当然のことで治ることがない。」

「仕方ないこと。」

そんなふうに思っている方もたくさんいました。

でも、そんなことはありません。ハンモック筋肉が正しく働いてくれれば、ちゃんとおしっこをピタッと止めることができます。

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ABOUTこの記事をかいた人

小松 ごろう

ココから整体代表 / 柔道整復師 / メディカルトレーナー  フランスのカリキュラムを修了し、骨盤が関係する痛み、泌尿器、婦人科の問題に特化した施術をスタートさせた。(Nicette Sergueef;小児オステオパシーコース修了、Dr. Jérôme BAPTESTE(仏);泌尿・生殖(膀 胱、子宮、卵巣、卵管、前立腺)コース修了) また妊娠中の痛み、逆子、産後の腰痛、恥骨痛、尿漏れなど産科的な問題も研究し、長野県立こども病院では骨盤と泌尿生殖の専門家として『出産後ケア』の講習会などを行った。