あなたの体が歪んでしまう意外な理由

9月29日(金)@えんぱーく
パン生地を作っていて、ふと思ったことがありました。
旅する料理 キッピス
https://www.kippis-tabipan.com

『すぐ姿勢を悪くしてしまう・・・』『脚を組んでしまう・・・』

その原因はあなたの意志が弱いからではありませんでした。実は、パンもあなたと同じでした。

美しく整ったパンを作るには、何が必要かわかりますか?決して焼く前に形を整える事ではありません。

必要なのは生地を均一にする事です。

生地を均一にするとは、どういうことかというと、例えば、

  • 生地の混ざりムラを無くすこと
  • 生地のテンションは均一にすること
  • クープ(焼く前に入れる切れ目)は全て同じ深さにすること

などです。

マミさんのパンに起こった災難

2人の子供がいる、マミさんはパン作りが得意です。

今日もこれからパンを焼こうとしてパン生地をきれいに丸く成形しました。

充分に発酵し、これからあとは焼くだけです。

しかし、ここでトラブル発生。

そばで遊んでいた子供たち。

投げたボールが飛んできました。

そして、最悪なことにそのボールが当たった先は…

これから焼こうとしていたパン生地(>_<)

ママに怒られる危険を察知しすぐに「ごめんなさい」する子供たち。

こんなのはいつもの事だし、マミさんも怒りません。でも、

せっかく作ったパン生地は無駄にしたくありません。あわてて、マミさんはそのパン生地をまた丸く直します。

丸く、
丸く、、、

なんとかパン生地を丸く成形し直し、オーブンに入れて焼きに入ります。

さて、パンの出来上がりはどうなったでしょう。

焼きあがったパンは・・・

丸くなりませんでした。その理由は、

あれだけ焼く前に丸く直しても、ボールが当たったところだけは密度がギュッと高くなっていてその分、ほかの部分より膨らみが悪くなっていたのです。

つまり、生地が均一になっていなかったのです。

筋膜は人体のパン生地だ

これは人でも全く同じことが言えます。
パンが歪んだ理由と体が歪んだ理由は同じなんです。

というのも…

人の場合もパン生地のような物があります。

それは、骨、筋肉、血管、内臓…あらゆるものをつないで一体化させ、形を維持する役割を持っています。

このように人体にあるパン生地のような物は筋膜と言います。

筋膜も強い力がかかると、そこだけ密度が詰まって高くなります。そしてそれは残り続けます。

例えば、何かにぶつけてケガをしたとしましょう。

いくら順調にケガが治っても、高くなった密度はそのままになります。

つまり、筋膜はケガなどにより加わった力で歪んでしまい、それを記憶しているのです。

すると、どんなに毎日の姿勢を気をつけていても体の歪みが出てきます。

このような歪みはあなたの普段の姿勢に問題があるのではなく、過去のケガに根本的な問題があるからです。

ケガ以外で筋膜が歪む理由

ケガだけではなく、大きな力、衝撃、切断が加わった場合も筋膜の歪みは記憶されます

例えば、
✔交通事故
✔古い盲腸の手術
✔格闘技やジャンプする競技
などです。

そして、毎日の生活を送っているうちに、これが起点となって問題が出てくるのです。

特に、成長期以前のケガなどで筋膜の歪み(密度差)があると、

そのまま成長し、成長とともに歪みが目立つようになる事があります。

焼く前にはきれいな形だったパン生地が、焼き上がって膨らんでみると形が崩れてしまった…というのと同じですね。

ですから、過去のケガ、手術によってあなたが受けたダメージは、筋膜に記憶され、今の体にも影響を与え続けます。

筋膜の歪みを取る方法

では、もしあなたの体に古いダメージの記憶が残っていて、筋膜の歪みがあったらどうすればよいのでしょうか。

筋膜に記憶された歪み、つまり過去のケガや手術をした場所には、2つの事をすべきです。

一つは、温めること。
自宅で出来るものは、市販の貼るタイプのお灸やペットボトルにお湯を入れて、その場所を温める事です。

もう一つは、伸ばすこと。
密度が詰まった筋膜は伸びが悪くなっていますので、そこを起点に体が固くなります。ストレッチなどでよく伸ばしておくことが必要です。

このようなじぶんでも出来るケアをすることで、体への影響を減らす事が出来ます。

ただし、次の事は守って下さい。

  • ケガ自体が治ってから行う事
  • 手術後は担当医師のOKがでたらやる事
  • 悪性腫瘍の手術後は自分ではやらない事
  • 小学生あがる前の子どもにはやらない事

そして、もう一つ
初めて治療を受ける際、担当する術者には
過去にどのようなケガや手術をしたか、
それを伝えておくべきです。

なぜなら、今あなたが抱えている歪みは生活習慣からではなく、過去のダメージが根本原因かもしれないからです。

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ABOUTこの記事をかいた人

小松 ごろう

ココから整体代表 / 柔道整復師 / メディカルトレーナー  フランスのカリキュラムを修了し、骨盤が関係する痛み、泌尿器、婦人科の問題に特化した施術をスタートさせた。(Nicette Sergueef;小児オステオパシーコース修了、Dr. Jérôme BAPTESTE(仏);泌尿・生殖(膀 胱、子宮、卵巣、卵管、前立腺)コース修了) また妊娠中の痛み、逆子、産後の腰痛、恥骨痛、尿漏れなど産科的な問題も研究し、長野県立こども病院では骨盤と泌尿生殖の専門家として『出産後ケア』の講習会などを行った。