触診能力を引き出す方法

優れた手の感覚を持つまでどのくらいの期間、訓練すればいいと思いますか?

オステオパシー教育の国際基準で言われていることは触診には5年間の訓練をすべきということです。

では5年間触診を練習していれば必ず「優れた感覚の手」になることができるでしょうか?

答えはノーです。

毎日、素振りをやっていれば5年後にホームランを打てるようになるわけではありません。
毎日、腹筋をやっている部活が大会で優勝するわけではありません。

それと同じで、触診はただ反復するだけでは意味がありません。コツをおさえた練習が必要になってきます。

今回はそのコツを、紹介します。
このコツを知っているだけであなたの触診レベルは急に上達します。(もちろん積み重ねが大事ですが)そのコツというのが・・・

手のどこを使って触診するか?

手の1番感覚が鋭い場所を利用する事です。
それはいったいどこなのか?

あなたはどこだと思いますか?

指の先端?
指の腹?

いいえ、違います。正解は、
指の節です。つまり、MP、PIP、DIPなどの関節です。

「指先が一番敏感」ってどこかで聞いたことがあると思います。確かに触圧覚のセンサーはたくさんあります。逆に関節部分では触圧覚のセンサーは多くありません。だから多くの人は指先を使って触診しようとしますし、そのように教えられることもあります。

でもオステオパシーの触診で最も重要な感覚は「触圧覚」ではなくて

深部感覚なのです。

深部感覚というのは、骨や関節のセンサーから送られてくる位置情報です。深部感覚があるから私たちは目を閉じても、今どのくらい肘が曲がっているか、腰はどのくらい曲がっているか、感覚的にわかるのです。

触診でわずかなモビリティを感知するのはこの「深部感覚」が適しています。ですから、指先だけではなく手全体をコンタクトし指の関節を使って触診します。

このように関節の「深部感覚」センサーを働かせて触診すればそれだけで多くの情報を得ることができます。

これが触診能力を引き出すコツです。

POINT!
・モビリティを感じるのは深部感覚
・深部感覚は関節にある
・触診はなるべく手全体をコンタクトする
・指の関節で感じ取る

このような触診のコツは他にもいくつかあります。このようなことを知っていて練習を繰り返すのと、知らずにただ繰り返すのでは雲泥の差があります。

このようなコツを聞いて練習したところ、すぐに頭蓋の触診ができるようになった!という人もいました。
指の関節を利用した触診を練習すれば、あなたも何でもわかるゴッドハンドになるかもしれません!

 

 

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