排卵しなくなる理由&排卵痛の原因

人は、不幸のときは一を十にも思い、幸福のときは当たり前のようにそれに馴れて、十を一のように思います。~瀬戸内寂聴

当たり前のことに感謝しなきゃって思うことありますよね??

さて今回は排卵痛の時に卵巣がどうなっているか、また不妊治療中に起きる排卵痛の原因も紹介します。

排卵痛の原因

卵巣は膜に包まれていて、排卵時にはその膜にメリメリっと亀裂ができます。そして膜を突き破って卵が放出されます。

その時にお腹が痛くなることがあるのですが、それが「排卵痛」ですね。また卵巣の近くには腸があるので卵巣の「痛い、痛い」という刺激を腸がキャッチして下痢気味になることもあります。

さて破られてしまった膜ですが、痛みを感じる人、感じない人、出血する人、しない人、様々です。
しかし確実に全ての排卵は卵巣膜が裂けてケガを起こしています。だけど心配しなくても大丈夫!膜は自然に修復されるんです!

ただし毎月排卵のたびに膜が破られるので、卵巣は硬くこわばってきます。実際に成人女性の卵巣表面はゴツゴツしていますが、まだ初潮をむかえていない女子の卵巣表面は凹凸のない滑らかな状態なんです。

排卵誘発剤の副作用で排卵痛が起きやすい

特に排卵誘発をした場合には卵のサイズが大きくなりやすいので破られる膜の面積は増えてしまいます。
すると今まで排卵痛が無かった人でも排卵時に痛みを生じることがあります。さらに修理する膜の面積も増えるので卵巣がより硬くなってしまうのです。

卵巣の硬さは排卵を困難に・・・

排卵→膜の損傷→修復→排卵…
これを繰り返し卵巣の表面が硬くなる事は排卵しない原因になるかもしれません。病理学的に排卵しない人の卵巣を顕微鏡で見ると卵巣の皮が硬くなっているということが解っています。

もちろん排卵しない理由はこれだけではありません。ホルモンや自律神経の働きにより複雑に管理されています。
しかし卵巣の硬さは原因の1つですので不妊治療中の人にとっては避けたいところですね。

安曇野市の30代女性、妊活中で排卵誘発剤を使っているEさんの場合

この方の場合は、1年以上、左の卵巣から排卵が起きていませんでした。排卵誘発剤を使っても左は排卵困難なため、右の排卵を使って不妊治療を行う計画でした。

検査してみるとやはり左側の卵巣が硬く動きが少なくなっていました。
聞いたところによるとやはり排卵誘発剤を使うと排卵痛があるようです。また排卵誘発剤を使う方のほとんどは卵子の採取を行っています。この卵子採取の時に使う針で卵巣に傷ができるため、これも硬さを作る原因になってしまいます。

つまり不妊治療の副作用的として、どうしても卵巣を硬くしてしまうことが多くあります。
だから薬と卵採の針で疲れた卵巣を回復して元気にしてあげることが重要なんです。

っということで

2回ほど施術して左の卵巣が自由に動けるように柔軟性の改善も行いました。組織に柔軟性が出てくると血行状態も良くなってくるんです。

そして現在は左側からの自然排卵が認められるようになっています。
排卵誘発剤を使わず、自然な排卵で卵を採取する計画にもなったようです。まだ妊活中ですが一歩前進です。

卵巣の柔軟性を保つ秘訣

でも、女性ならほとんどの方が排卵を繰り返すからみんな卵巣が硬くなっちゃうんじゃないか
と思いませんか?

だって平均して一生のうち300~400回も排卵するんですよ。
300~400回も卵巣の膜は破れて修復してを繰り返すのです。

もちろんこのまま何もしなければ卵巣は硬くなると思います。

しかし体は賢い!

体には卵巣を自然と柔らかく保つ機能が備わっています。

それが呼吸!

呼吸は当たり前のように毎日やっていますが、ただ単に酸素吸ってるだけじゃないんです。

息を吸ったり吐いたりすると内臓は上に行ったり下に行ったり動きを作ります。
このとき卵巣も上下に動かされているため、排卵後に一時的に硬くなっても、呼吸で動かされてるうちに柔らかさを取り戻す事ができます。


また上下運動がポンプみたいに作用するので骨盤内の血液の流れも良くなります。

筋肉や関節も運動する習慣があると柔らかいカラダを維持できますが、
卵巣も普段からよく動いていると柔らかさを維持できるのです。

だけどもし、呼吸が浅かったら?
呼吸による内臓の動きが少なかったら?
卵巣は排卵を繰り返すたびにどんどん硬くなってしまいます。

赤ちゃんが欲しい時に卵巣が硬いと、とても苦労してしまいます。

さいごに

現代人の生活習慣は呼吸が浅くなりがちですから、日頃からヨガや呼吸をつかうエクササイズなんかすることがおすすめです。

Eさんも治療によって卵巣の可動性を取り戻しましたが、根本的には呼吸の浅さに問題があります。
だから次のステップはそこの改善。

よい姿勢での呼吸は卵巣の動かしてくれます。そして動いていると柔らかくなるし、血液の流れもよくします。
人の体はとても合理的にできていて自分の体内環境を維持できるように作られているんです。

姿勢を保つこと、呼吸をすること、これは当たり前のこと。だけど失うと当たり前のことが大切に思えてきます。いい姿勢も深い呼吸も体内環境を維持するために必要なことです。

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ABOUTこの記事をかいた人

小松 ごろう

ココから整体代表 / 柔道整復師 / メディカルトレーナー  フランスのカリキュラムを修了し、骨盤が関係する痛み、泌尿器、婦人科の問題に特化した施術をスタートさせた。(Nicette Sergueef;小児オステオパシーコース修了、Dr. Jérôme BAPTESTE(仏);泌尿・生殖(膀 胱、子宮、卵巣、卵管、前立腺)コース修了) また妊娠中の痛み、逆子、産後の腰痛、恥骨痛、尿漏れなど産科的な問題も研究し、長野県立こども病院では骨盤と泌尿生殖の専門家として『出産後ケア』の講習会などを行った。