謎の胸焼け~湿気のせいだと思う(仮)~

なぜかここ最近「胸焼け」「気持ち悪い」という症状の方が続出しています。
今日だけで知り合いに1人、患者さんに2名、そのうち1人は職場でも同じような人がいるとのことです。

共通しているのは

  • 食べ過ぎてはいない
  • 病院での検査で異常ない
  • 体温の低下
  • 貧血のような感じ

本日の新規患者さんは、まだ病院での検査は受けていないとのことです。
突然気持ち悪くなった場合は、頭蓋骨内での出血の可能性もありますから慎重に。
結果的にははっきりとはわかりませんでした・・・が、個人的には胃、食道のうっ血(血液が流れないで停滞すること)ではないかと考えます。
お腹の静脈還流を促す手法(リンパマッサージみたいなやつ)により来院時の「気持ち悪さ」は軽快した様子でした。

梅雨のこの時期、体内が停滞しやすくなります。

湿気が多くなると皮膚からの水分発散が低下し、体内で静脈の停滞が起こります。
通常、静脈は肝臓に入り解毒など処理されます。
しかし肝臓が弱っていると処理が遅れて、肝臓前には血液の渋滞が発生。
そこで渋滞回避のために血液は脇道に流れていく。
この脇道が胃静脈。しだいに脇道の胃静脈も渋滞する。
渋滞が長くなると食道までに及ぶ。
→このように停滞が長びくと胃、食道のうっ血を招き「胸焼け」などが起こす可能性があります。

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静脈は門脈という太い血管に集まってから肝臓へ流れていきますが、肝硬変や門脈圧亢進症にかかると、肝臓組織周辺の血液循環が悪くなります。すると門脈の血液が肝臓を通って心臓に返ることができなくなり、かわりに胃の上部や食道の血管を通って返ろうとします。参考:検診ナビより出典

調べてみますと東洋医学でもこの時期は「水滞」という概念がありました。
水滞は身体のさまざまな部位に「水」が停滞・偏在することで、さまざまな症状を引き起こします。全身に停滞すれば、むくみ、下痢、めまい、夜間頻尿が現れます(全身型)。胃から腸にかけて滞ると、食欲不振、悪心、下痢、手足の冷えなどが現れます(心下型)。

※肝硬変などの高度な肝機能障害になると肝臓の血行動態が狂い、門脈血が肝臓に流れにくくなります。これが門脈の怒張(鬱滞)を招き、左胃静脈は逆流を起こし、細い食道静脈枝に流れ込むようになります。鬱滞が血管抵抗を超えると、食道静脈瘤は急激な破裂を起こします。通常左胃静脈と食道静脈枝は吻合しています。

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ABOUTこの記事をかいた人

小松 ごろう

ココから整体代表 / 柔道整復師 / メディカルトレーナー  フランスのカリキュラムを修了し、骨盤が関係する痛み、泌尿器、婦人科の問題に特化した施術をスタートさせた。(Nicette Sergueef;小児オステオパシーコース修了、Dr. Jérôme BAPTESTE(仏);泌尿・生殖(膀 胱、子宮、卵巣、卵管、前立腺)コース修了) また妊娠中の痛み、逆子、産後の腰痛、恥骨痛、尿漏れなど産科的な問題も研究し、長野県立こども病院では骨盤と泌尿生殖の専門家として『出産後ケア』の講習会などを行った。