【赤ちゃんの生理学】暑い夜も赤ちゃんがぐっすり眠れる方法

夏の気配です。
僕は開業する前、7年間横浜で修行していました。横浜の夏はジメジメしていて辛かったんです。

だから信州の夏はほんと快適だと実感します。
気温は横浜と同じくらい暑くなりますが、暑さの質が違います。
カラッとしていて日差しがあっても、日影に入れば涼しく、風も涼しい。夜も自然の風があれば涼しく熟睡できます。明け方はむしろ肌寒く感じる事もあります。
東京の皆さん!考えられますか??
さて、まだ東京で消耗してんの的な事を言いたいわけではなく、今回は

暑い夜も赤ちゃんがぐっすり眠れる方法

です。

とは言っても、やっぱ夏。
腐っても鯛。
信州でも夏。です。
大人も子どもも寝苦しい夏なんですよね。

赤ちゃんはなぜ暑さに弱い?①

突然ですが、ピノ雪見大福。常温でどちらが先に溶けると思いますか?

うんうん、そうですよね。
なぞなぞかと思ってちょっと構えますよね。とんちはないので普通に考えて下さい。

では、暑い寝室で赤ちゃん大人、どちらが早く体温が上がりますか?

赤ちゃんの方が体温が上がりやすいんです。それは小児の体は大人よりも当然小さいために起こります。

ピノと雪見大福だったら、ピノの方が先に溶けますよね。大きなものより小さなものの方が温まりやすい、つまり物理的な理由で小児の方が体温上昇しやすいのです。

そして生理学的にも小児が体温上昇しやすい理由があります。

赤ちゃんはなぜ暑さに弱い?②

それは汗です。
特に暑さに弱く、すぐ起きちゃう赤ちゃんは汗の量がまだ少ない傾向にあります。

暑さに弱く夜も泣いてしまう赤ちゃんを実際に見させていただくと、手足、頭皮の湿度が低い事がよくあります。これは汗が少ない、すなわち汗腺の発達が未熟ってことです。

汗腺のチェック
これは難しい技術ではありません。ママやパパもお子さんをチェックしてあげられます。
寝苦しい日に子どもの頭を触ってみて、汗があまりなければまだ汗腺が未熟です。ビショビショなら汗腺は発達しています。まあそれはそれで風邪ひかないように気をつけてね。

汗腺の発達

汗腺は生後徐々に発達し、個人差があるので赤ちゃんの段階で未熟でも異常ではありません。

汗腺は汗をかいて体温調節をします。体温が上がってくると汗腺から汗が出てそれが蒸発するときに熱が逃げて血液が冷えます。

しかしおよそ2歳半までは汗腺が未熟なので多くの汗をかくことができません。したがって赤ちゃんは熱を逃がすことが苦手で、すぐ暑くなって起きて泣きます。

そこで、暑さで赤ちゃんが起きてしまう時は、次のようにしてみましょう。

暑い夜も赤ちゃんがぐっすり眠れる方法

手、足、頭(おでこ)を少し湿らせてあげましょう。つまり赤ちゃんの手、足、頭に汗を与えるのです。
って言っても大人の汗を分け与えなくていいですよ💦おしぼりがなんかで、おでこ、手、足の順に拭いてあげればいいのです。

すると皮膚上の水滴が蒸発しながら体温が下がっていきます。
手、足、頭というところも重要なポイントです。

首や背中など体幹部を湿らせると冷やす効果は急速で大きいんですが、芯まで冷えて風邪をひく可能性があります。熱しやすく冷めやすのが小児の身体の特徴であることを覚えておいてください。

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ABOUTこの記事をかいた人

小松 ごろう

松本市で自由診療を行いながら、一般向け、医療関係者向けの講義も行っている。専門科目は骨盤、頭蓋骨、小児筋骨格。 ココから整体代表 / 一般社団法人 長野県ライフコンサルティング協会代表理事 / 柔道整復師 / メディカルトレーナー