サッカー選手のハムストリングスをストレッチしてはいけない理由

9月2日(土)
@日本橋のスタバ

昨日から4日間、授業を受けています。

皆さんにシェアしたい話があったので、ブログを書きました。
今回、講師として来日したのはイアン・ポポフ D.O.(ドクター オブ オステオパス)

アスリートのハムストリングスをストレッチしてはいけない理由

日本では最近ストレッチがとても流行っています。

今回の講師であるポポフ先生はフランスのプロサッカー選手の治療を行っている有名なオステオパスです。

彼の話によると、
フランスのサッカー界では、20年くらい前ストレッチブームがあったそうです。

そこで、どこのトレーナー・治療家もサッカー選手のハムストリングを懸命にストレッチするようになりました。

というのも、サッカー選手の多くはハムストリングスがめちゃくちゃ硬くなっています。だから結構、前屈が苦手な人が多いです。

そこで、けが防止のために・・・パフォーマンス向上のために・・・
彼の治療しているサッカーチームも選手たちは一生懸命にハムストリングスをストレッチするようになりました。

すると、多くのサッカー選手はハムストリングスが柔らかくなり、前屈も柔らかくなりました。

その結果、ある信じられないことが起きたのです。それは・・・

サッカー選手のストレッチで意外な結末に

なんと、

膝の十字靭帯損傷が約20%増加したそうです。

なぜこのような事が起きてしまったのか。

それは、サッカー選手のハムストリングが硬くなる事には意味があるからです。

サッカーでは急なダッシュ、ストップ、シュート・・・
このような動作では、普通の膝の靭帯だけでは耐えられません。

そこで、膝をプロテクトするために筋肉が発達し、靭帯をカバーします。
その筋肉こそがハムストリングスだったのです。

つまりサッカー選手のハムストリングが硬くなるのは膝をプロテクトするために身体が適応した結果なのです。

つまりハムストリングスを緩ませ、そのプロテクトを外したせいで十字靭帯の損傷リスクが上がってしまったのです。

全ての人がおいしいと思うレシピはない

全ての人がおいしいと思えるレシピがないのと同じで、

全ての人に共通する治療法や予防法はありません。個体差や身体の使い方が違いますからね。

まして、一般人とサッカーアスリートでは全く異なります。

ですから、普通の人にとっての正常な硬さと、サッカーアスリートにとっての正常な硬さは異なります。

それを無理やり、全て同じ基準に合わせると身体を壊してしまうのです。

だから、ストレッチも、何かのサプリも、テレビや雑誌で紹介していることも、みんながいいと言っていても、
必ずあなたにも合っているとは限らないのです。

逆に人が何を言おうと「私には合っている!」と思う方法で健康になればいいのです。(あまりに詐欺的な健康商品は別として)

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ABOUTこの記事をかいた人

小松 ごろう

ココから整体代表 / 柔道整復師 / メディカルトレーナー  フランスのカリキュラムを修了し、骨盤が関係する痛み、泌尿器、婦人科の問題に特化した施術をスタートさせた。(Nicette Sergueef;小児オステオパシーコース修了、Dr. Jérôme BAPTESTE(仏);泌尿・生殖(膀 胱、子宮、卵巣、卵管、前立腺)コース修了) また妊娠中の痛み、逆子、産後の腰痛、恥骨痛、尿漏れなど産科的な問題も研究し、長野県立こども病院では骨盤と泌尿生殖の専門家として『出産後ケア』の講習会などを行った。