左腰が痛い〜左の卵巣静脈〜

2~3日前から左の腰がじわじわ痛くなってきたという看護師、女性。

症状

座っていて痛み
立っていて痛み
歩いていると痛み減少
腰を反ると痛み
施療の初めにベッドに座ってもらって、問診している段階でも痛みが出ているようです。

腰の骨や筋肉には明らかな異常はありませんでしたが、
おへその左あたりから骨盤のへんに硬さがあります。

左腰が痛い理由

このおへそ横の硬いところには卵巣静脈という血管があります。ここに血液の停滞が起きると卵巣が腫れ腰や骨盤のあたりがダルく痛くなります。
今回、この方も左卵巣静脈の施療で腰の痛みが改善されました。卵巣は毎月炎症と癒着を繰り返しているため、この静脈に障害がでやすいのです。また左卵巣静脈は右と比べて長く複雑にクネクネ走行しているのでうっ血を起こしやすいです。
卵巣静脈

さらに左卵巣静脈の手前(左腎静脈)は大動脈と上腸間膜動脈にサンドイッチされているのでこれまたうっ血しやすいのです。つい先ほど診た別の方も同様に卵巣静脈の施療をしました。気づかないだけで結構多いと思います。症状が重いと血尿が出るケースもあるようです。(ナットクラッカー現象)
ナッツクラッカー現象

男性の場合は卵巣静脈ではなくて精索静脈(せいさくじょうみゃく)と言います。西洋医学的には精索静脈のうっ血によって男性の不妊症になるとのこと。では女性の場合は⁇卵巣の血行不良になりますから不妊のリスクである可能性があると思われます。

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ABOUTこの記事をかいた人

小松 ごろう

松本市で自由診療を行いながら、一般向け、医療関係者向けの講義も行っている。専門科目は骨盤、頭蓋骨、小児筋骨格。 ココから整体代表 / 一般社団法人 長野県ライフコンサルティング協会代表理事 / 柔道整復師 / メディカルトレーナー