3日後に痛み

以下のような質問を受けました。

お教えください。
今年の1月初旬に、座っている時に不意に人が頭にぶつかり、その時はなにもなかったのですが、3日後くらいから頭痛と首に痛みが出てきて、整形外科でMRIを撮りました。結果は、頸椎5、6番の加齢性のヘルニアがあるくらいで、今回の事故でのヘルニアは無いと言われ、問題なしと言われました。

その後、近所の鍼灸院で首、背中を針治療してもらったのですが、3日後から症状が悪化しました。

3週間ほどで一度収まって、その後、整骨院で首を診てもらったところ大きな交通事故にあったくらい、頸椎が数か所ズレているとのことで、ボキボキ整体をされたんです。(ちなみに私は、約20年くらい格闘技をしており、首のズレはその影響もある可能性があります。)ボキボキ整体をされたんです。当時と、翌日はなんともなかったのですが、2日後に急に、頭痛と首の痛みが出始めました。24時間、頭痛と首の痛み、体のピリピリ感で、少し精神的に参ってしまってます。

この症状の悪化は、なにが原因なのでしょうか?治療後なぜ、痛み等が悪化するのでしょうか?また、首のボキボキ整体で、頸椎ヘルニアになったりする可能性はあるのでしょうか?

 

まとめますと

  • 頭に衝撃を受けて、3日後に痛み
  • 鍼治療して3日後に痛み
  • 整骨院で首をボキボキして2日後に痛み
  • MRIで際立った問題なし
  • 今は24時間痛みがある

 

回答
施術によって負傷したのでは?と心配になってしまいますが、そのような場合ですと施術後ただちに1度痛みが現れ、時間とともにジンジンと痛みが生じてきます。ご投稿の内容を拝見しますと、3日後から悪化していますので負傷した可能性は低いと思います。

痛みを経験すると、そのときの情報が脊髄に記憶され通常痛みとならないような刺激やわずかな刺激でも過剰に痛みを発生させてしまうことがあります。アレルギーや花粉症も害のないタンパク質が体に入った時、過剰な防衛反応を現します。同じように害のない刺激(例えば整体や鍼、ジェットコースターの振動など)であっても過剰に体を守る反応があらわれることがあります。「中枢感作(ちゅうすうかんさ)」というワードで検索していただくとより詳しい説明が書かれています。

なぜ過剰な防衛反応が起こるか?
一定の場所の痛みセンサーに繰り返し、繰り返し刺激が入ると
「ここは刺激が入りやすい所」という情報が脊髄という場所で記憶されます。
一度記憶されると通常痛みを起こさないほどの刺激でも痛みを起こす物質(発痛物質)を大量に生産します。これが血行にジワジワ広がって痛みを起こしているのだと考えられます。

ではいつ繰り返し痛みセンサーに刺激が入っていたのでしょうか?
格闘技をやっていたということ
(繰り返し首に負荷をかけていた経験)
前回も首の施術後で悪化していること
(施術も首への刺激ではあります)
この時に痛みの記憶がされていると考えられそうです。

対処法は
まずは痛み物質が広がっているのを収束しなければいけません。自宅でできるのは10〜15分冷やすことです。そして安静が必須です。また痛み止めの薬も検討いただいた方がいいかと思いますので、お近くの医療機関にご相談ください。

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ABOUTこの記事をかいた人

小松 ごろう

ココから整体代表 / 柔道整復師 / メディカルトレーナー  フランスのカリキュラムを修了し、骨盤が関係する痛み、泌尿器、婦人科の問題に特化した施術をスタートさせた。(Nicette Sergueef;小児オステオパシーコース修了、Dr. Jérôme BAPTESTE(仏);泌尿・生殖(膀 胱、子宮、卵巣、卵管、前立腺)コース修了) また妊娠中の痛み、逆子、産後の腰痛、恥骨痛、尿漏れなど産科的な問題も研究し、長野県立こども病院では骨盤と泌尿生殖の専門家として『出産後ケア』の講習会などを行った。