骨は硬くないほうがいい

動き出しで腰が痛くなるという60代の女性。
しばらくしゃがんでいて、そこから立つ動作で痛みがでるようです。30分のサーキットトレーニングをしているのですが、この時は痛くないようです。

身体をチェックしてみると、重心バランスの崩れと、足のゆがみが目立ちました。4回ほど施術したのですが、なかなか思うように改善しておりません。

そこで医療機関で骨密度の検査をしたところ骨密度が低下しているという診断でした。骨密度の低下は骨粗鬆症をまねきます。骨粗鬆症があると背骨の微細な損傷がおこりやすくなります。

骨のしなやかさが大事

健康な骨ってなんかしっかりしていて硬いかたまりのようなイメージですが実は逆。弾力性と粘性があるのです。運動の時は骨自体のしなりがあります。例えば体をねじったりすると、骨自体もねじれるようにしなるのです。(少しだけね)
しかし、骨がスカスカだとしならずにミシミシと微細な損傷を起こしてしまうのです。健康な骨は若木のように適度な水分としなりがあります。
健康ではない骨は枯れ枝のようにしならずに折れやすいです。

骨のしなり低下

からだのゆがみ

バランス崩れる

筋肉、関節の負担

痛み

という経過が予想できます。

今後は病院での薬による治療も開始しますが、まだこれで順調に改善すると決まったわけではないのでその後の経過も見守っていきます。
今回は骨粗鬆症の可能性に早く気づくべきだったと反省。

ちなみに
ためしてガッテンでは骨密度が低くない骨粗鬆症を取り上げていました。
http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20100519.html
骨を弱くする原因とは高血糖だったのです。
では、なぜ高血糖が骨を弱くするのか?骨の主成分は、体積ではカルシウムが半分、残り半分はコラーゲンです。骨の中をコラーゲン繊維が無数に走り、その間をカルシウムが埋めて骨ができています。
そして、このコラーゲン同士をつなぐ梁(はり)の役目をするものがあります。この梁のおかげで、程よくしなる強い骨になります。
ところが、高血糖になると余計な悪い梁がベタベタとコラーゲンをつなぎ、ガチガチに固めてしまうのです。すると骨はしなることができず、折れやすくなってしまうのです。※動脈硬化も悪い梁を増やす原因と考えられています。

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ABOUTこの記事をかいた人

小松 ごろう

ココから整体代表 / 柔道整復師 / メディカルトレーナー  フランスのカリキュラムを修了し、骨盤が関係する痛み、泌尿器、婦人科の問題に特化した施術をスタートさせた。(Nicette Sergueef;小児オステオパシーコース修了、Dr. Jérôme BAPTESTE(仏);泌尿・生殖(膀 胱、子宮、卵巣、卵管、前立腺)コース修了) また妊娠中の痛み、逆子、産後の腰痛、恥骨痛、尿漏れなど産科的な問題も研究し、長野県立こども病院では骨盤と泌尿生殖の専門家として『出産後ケア』の講習会などを行った。